Road To MASTER
最終話 「現代とコンバットデジQ」
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「現代とコンバットデジQ」
「前回までのお話」
激論を交わした末、車体の形状をデフォルメデザインにし、具体的なデザインも何とか今の形状へと落ち着きました。ネーミングは大先輩の「コンバットチョロQ」の伝説に近づきたいと「コンバットデジQ」に決定!IR受光センサーの搭載位置は、思いがけず実際の戦車の構造からヒントを得ました。また、遊びを追求したソフト制作には多くの努力と時間を要し、生産移行間際まで調整が繰り返されました。遊びに対する開発者の想いがそうさせたのです・・!
※コンバットチョロQは株式会社タカラの商標です。

わたしの少年時代はまだ家庭用ゲーム機もない時代で、電池とモーターで走る小さな手作りの自動車を作っては外に持ち出して遊んでいました。クルマの次のお気に入りはプラモデルの戦車にモーターを搭載し、有線のコントローラーがつながったいわゆる「リモコン戦車」で、友達とソレを持ち寄っては自分の陣地を作り、到達困難な陣地の一番奥にある目標を倒す・・という遊びを自分たちでルールを考えて1日中飽きることもなく遊んでいました。

現代は家庭用のビデオゲームや周到なルールが決められた玩具など非常によくできた遊びが目に付く一方で、自分が手を動かして作るものや遊ぶために独創的な工夫が必要な玩具は淘汰されてしまったように思います。時代の流れなのでしょうが、やはり作る課程で親や友達に相談して自分で作り上げたものには愛着が沸きますし、それを持ち寄って仲間とワイワイ遊べば面白くないはずがない・・と私は今でも信じています。

コンバットデジQは対戦出来る機能がありますので、1人より2人で遊ぶ方が断然楽しく出来ていますし、それが3人、4人と増えればよりエキサイトすることでしょう。現代のオモチャとして誕生したコンバットデジQは面倒な組み立てもなく、電池を充電しさえすれば遊べるようになっていますが、小さな機体にはその外観の細かい部品を好みに応じて取り付けられるようになっています。自分の機体に少しでも愛着を持ってもらえるように・・という時代へのささやかな抵抗を表現したつもりです。

このページをご覧頂いているみなさんにはコンバットデジQで遊ぶ時に自分で陣地を築いて遊んだり、友達とより面白くなるルールなどを工夫しながら楽しい時間を過ごしてもらえれば開発者としてコレに勝る喜びはありません。

2004年 吉日

パーツを取り付けている写真
パーツはプラモ感覚で自分で取り付ける



フィールドストラクチャ−セットA
ストラクチャーを使えば遊び方も広がる
フィールドストラクチャ−セットA


「Road to MASTER」も今回で最終話を迎えることになりました。みんなありがとう!
曹長

大尉
みなさんの創意工夫次第でコンバットデジQの遊び方はドンドン広がっていきます。「極小サイズ・リアルな外観・フルアクション走行・高度な対戦機能」のコンバットデジQをこれからも宜しくお願いします!

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